まったり日々(?)のできごと

    日々感じたことを綴ります。 主に子育てとか通勤中に感じたこととか。 お出かけしたらその時の写真も載せるかも。


     気がついたら3月です。早いものです。
     ちょっとレアな経験をしたので書きとめておきます。

     結論から先に書くと、
     知覚過敏の症状に加えて副鼻腔炎の症状が続くなあと思っていたら、ある日突然ものが
    噛めないほどの激痛が歯に走り、調べてもらったらその歯の神経が死んで歯髄炎を起こしていました。

     歯がしみたり痛んだりする際に、副鼻腔炎のような頬から目の横や耳、頭が痛いと言う場合は、
    歯根から来る炎症と痛みが副鼻腔の方へ影響を及ぼして炎症を起こしてる可能性があるので、
    歯科と耳鼻科と両方にかかるといいと思います。少なくとも診断の確定が早まると思います。
     調べてみたら、歯性上顎洞炎、と言うようですね。
     CTスキャンの画像説明の際に、副鼻腔=上顎洞の下部が炎症を起こしていると言われました。


    経過詳細

     表題の通りで、2月入ったくらいから歯が痛かったんです。冷たい水がしみるのです。
     ちょうど歯科検診があったのでその話をしたら、虫歯治療済みだけど神経が残ってる歯だし、
    歯茎が下がっているので知覚過敏かも知れないですね、と薬を塗ってもらってその時は終わりました。

     ところで私は体調が落ちてくると副鼻腔炎になりやすく、顔のリンパも腫れやすかったりします。
     昨年末、今年の1月の末と体調不良から来る副鼻腔炎の症状(顔の鼻の周りから目の周りが痛む、
    鼻が喉に垂れる等)が出ていて、その都度耳鼻科で抗生剤を処方してもらってしのいでいました。
     大体それで治まってたから、特に疑問を持たなかったんですよねえ。

     で、2月の歯科検診で知覚過敏と診断された歯ですが、その後も知覚過敏の症状は続き、
    進めてもらった歯磨き粉を使ってはみるものの治まらない状態でした。
     2月も下旬になった頃に、鼻の横から目の横、額にかけての痛みが出始めました。
    よくある副鼻腔炎の症状です。
     今までとちょっと違ったのは、耳が痛いこと、色のついた鼻水に塊が混じりその塊の
    一部分に血がついていること、そして歯が痛いこと。
     でもその時も、仕事の合間を見つけて耳鼻科に行って抗生剤を処方してもらえば
    きっといつものように治るだろうと思ったのです。

     その後も症状は続き、徐々に痛みが増し、耐えられなくなってきて痛み止めを飲んだら
    副鼻腔の症状にしては珍しく痛み止めが効いたので、きっと炎症が治まれば痛みも引くだろうと
    痛み止めに頼って仕事を優先しました。
     知覚過敏は、時に冷たい水がしみ、時にはお湯がしみ……としみる対象が変わっていきました。

     そして3月も半ばになった15日。それは突如起きたのです。
     左上の5番、と書けばわかる人はわかると思いますが、その歯の根元がズキズキと痛み、
    歯そのものが少し出っ張り、ものも噛めないような状態になりました。今までにない痛みです。
     不思議と知覚過敏で水がしみることもなく、ただただ痛い状態。
     そして鼻の脇、副鼻腔の下側を中心に、頬、耳、額と痛みます。
     もはや市販の痛み止めも効きません。
     これはマズいと無理矢理仕事を調整し、耳鼻科へ駆け込みました。
     なぜ耳鼻科かというと、痛む歯は知覚過敏と言われていて、副鼻腔炎が原因で歯が痛むことがある
    と聞いていたからです。

     耳鼻科の先生が内視鏡で鼻の中を見て首をかしげてました。
     こちらが訴える症状と鼻の所見が合わないというのです。
     痛みと副鼻腔炎の症状が合致しないそうなのです。
     抗生剤を処方した上で紹介状を書くから可及的速やかに大きな病院へ行くようにと言われました。
     幸い抗生剤が効き、多少痛みが薄らぎました。
     ただ残念なことに痛み止めは効かないままです。

     元々今週末に大きな病院に背中の粉瘤の件で行くことになっていて、休みを取っていました。
     そこに便乗して同じ病院の耳鼻科へ。
     そうしたら問診もなにもない時点でCTスキャンを撮ってもらうように言われたのです。
     人生初のCTです。ちょっとビクビクしながら検査室へ。
     CTでわかったことは、
      ・鼻の通り道が人よりも狭い
      ・痛みを訴えている側の目の下の副鼻腔に腫れが認められる(反対側の副鼻腔と比べて明らかに狭い)
      ・腫れが全体ではなく下側-痛む歯の上あたりに偏っている
      ・歯根の一部が副鼻腔側に出っ張っている
     以上のことから、
      ・歯根の炎症が原因で副鼻腔に腫れが出ている
      ・噛めないような歯の痛みは歯根由来だと思われる
     ので、紹介状を書くからCTの結果を持ってかかりつけの歯医者に行くように、とのことでした。

     さっそく大病院での診察終了後にかかりつけの歯医者さんに一報を入れました。
     状況を説明したところ、翌日ならば空き時間を作れそうだと言うことで、翌日紹介状を抱えて
    歯科へ(かかりつけは人気がり通常は2週間待ちなのです。無論急患は受け付けてくれますが)。
     前日の電話の後、これまでのレントゲン写真等を確認してくれていたそうで、問診と打診をして確信した
    様子で、歯根治療が必要だと思うからこれから削りますと、5番の歯を削り始めました。
     麻酔無しにどこまで削るのかな-と思っていたら、ドリルは休みを入れつつ削り続け、やがて音と感触が
    ドリルからリーマーに変わりました。神経まで削って、その神経を取り出しているわけです、麻酔無しに。
     これがどういうことを意味するかぴんとこない人も多いと思いますが、神経がまともに生きていれば、
    ドリルで神経の近くまで削った時点で痛みが出ます。
     最近は麻酔をかけてくれるので虫歯の治療もそんなに痛みを感じませんが、そこそこの歳以上の人で
    子供の頃に歯医者で痛い思いをした人がいたらあの感覚です。
     それがないのです。
     ないままにドリルが終わりリーマーに変わったと言うことは、つまり麻酔がいらないレベルまで神経が
    死んでると言うことなのです。

     処置をしながら先生が説明をしてくれたのですが、大体こう言うことでした。
      ・4,5,6と打診したが4と6が同じような痛みなのに対して、5は激痛が走っている
      ・6は神経を抜いた歯なのでその歯根が感染して炎症を起こしているのではと思ったが
       6は痛みが少なく問題なのは5だった。
      ・しみていた歯がしみなくなったと言うのは神経が死んでることを意味するのでとても
       気になっていて、そうである(=神経が死んでいる)ならば神経を抜いて根管治療を
       しないと炎症が治らない
      ・5の歯は10年以上前に別の歯科で治療されたもので、かぶせた金属の下に稀に残る微小虫歯が
       10数年かかって浸潤したのかと思ったが(そう言うことが実際あるらしい)金属の下に
       その痕は見られない
      ・極めて稀なケースだとは思うが、何らかの原因で神経が死んでしまい、そこが炎症を起こした
      ・繰り返しになるが神経を抜いて根管治療をすれば噛めないような痛みは治まると思う

     なお、サラッと書きましたが、リーマーで奥の方をガリガリとやられたときは目に涙が浮かぶ
    くらいには痛かったです。

     てなわけで、知覚過敏だと思ったらその歯の神経が何らかの原因で死にかけていたか死んでいて、
    それがしみた原因だったようです。
     その歯の根っこが炎症を起こし、それが副鼻腔の方へ波及して副鼻腔炎様の症状を起こしたわけです。
     で、そうこうするうちに歯の炎症が進み、ついにはものが噛めなくなるくらいの激痛へと発展した、と。

     先生の話を聞いている限り、歯がしみる様になった時点で予見ができたかというと、できなかったん
    だろうなと思います。
     その歯には虫歯があるわけでもなく、年齢的にも知覚過敏が出ておかしくないわけですから。
     今回、先に耳鼻科に行って、そこから大病院の耳鼻科を経由してよかったのは、CTを撮って、
    歯に由来すると思しき副鼻腔の下部の腫れが確認できたことかも知れません。
     でなければ歯科の先生もいきなり歯根治療へは踏み切れなかったでしょう。

     ちょっと気になっているのは、神経がいきなり死んだ原因が歯の亀裂とかでないといいなと言うこと。
     今回の話をざっとネットで調べた時に出てくるいきなり神経が死ぬ稀な原因の一つらしいのです。
     その場合は体験者の話だと歯根治療をしても激痛が治まらないと言うことなので、一週間くらいで
    そうかどうかはわかるかなと。
     少なくとも現時点では当該の歯についての痛みは治まりましたから、たぶん大丈夫なんじゃないかなあと
    思う次第です。

     あとは副鼻腔の炎症(=上顎洞炎)がどのくらいで治まるか、ですかね。
     歯の痛みは治まりましたが、副鼻腔の炎症からくる痛みはまだ残っているのです。
     耳鼻科で処方してもらった抗生剤は飲みきるように歯科から言われましたから、それ飲みきって痛み止めの
    お世話にならなくて済むようになれば、あとは根管治療を進めるだけになりますからね。

     今思うと、年末、一月末と繰り返した副鼻腔炎の症状も、歯の根っこがあげていた悲鳴だったの
    かも知れないですね。その都度抗生剤で押さえ込んでしまいましたが。

     ……と言うことで、この体験が誰かの一助になれば幸い。


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    ちひろ(ちびすけ父さん)

    Author:ちひろ(ちびすけ父さん)
    時にはDeepに時にはLightに、
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    つらつらと。

    撮影機材は
    NikonD80(2007.06.17~)
    NikonD70(~2007.06.16)
    Nikon CoolpixS3