まったり日々(?)のできごと

    日々感じたことを綴ります。 主に子育てとか通勤中に感じたこととか。 お出かけしたらその時の写真も載せるかも。

     はじめに。
     イヤホン、ヘッドホン等の人間の五感で評価するものについては、各人の好みに大きな
    幅が存在します。以下のエントリーはあくまで私の感想ですので、購入に際しては売り場で
    試聴をされることをお勧めします。と言うか試聴もせずに買って思ったのと違ったと言っても
    誰も同情してくれませんので悪しからず。

     本題。
     ATH-EW9と言うイヤホンがあります。2003年の11月発売。
     一時期はたくさんの製品が出て一世を風靡し、その後カナルタイプに駆逐されて、
    今となっては滅亡の危機に瀕しているとさえ言える耳かけタイプのイヤホンです。

     カナルタイプは耳の穴の中にイヤーパッドをツッコむので、遮音性が高く音がダイレクトに
    伝わってくるので、音質という面ではかなり有利です。一方で遮音性が高すぎるため後ろから
    車が近づいてきてもわかりませんし、電車の車内放送が聞こえない、なんていうデメリットも
    あります。
     耳かけタイプはその逆で、ヘッドホンのように耳の上にスピーカーユニットをのせ、耳の外耳に
    ユニットを引っかけて固定するため、ヘッドホンほどユニットが密着しません。そのために
    遮音性が悪く外部の音が結構聞こえます。外部の音に負けないような音量にすると外に音がダダ漏れ状態です。
     ということで、私としては音質を取るならカナル、外部音をモニタしながら曲を聴くなら耳かけ
    だと勝手に思ってます。

     さて、なぜ発売から10年以上経った今頃になってATH-EW9に手を出したか、なのですが、
      1.発売当初から興味があったが当時はイヤホンに15000円も出せなかった
      2.いわゆる高級イヤホンに手を出し始めた時に教えてもらったのがカナルだった
     ……と言う理由で耳かけ式に食指が伸びなかったのです。
     (カナルもそこそこ値が張るので、ついそちらを優先してしまった)

     で、カナルの購入もSureのSE535で一段落し、更にお値段のするものへ手を出す気が失せて
    いたこと、カナルをつけて通勤時に道を歩いていると、暴走自転車(高校生とか高校生とか
    おばちゃんとかおばちゃんとか)が後ろからいきなり突っ込んでくるので、音が聞こえないと
    マジでヤバいと言う状況に年々なりつつあること、から、そこそこの音質で耳かけ式のものを
    一つ持とうと考えたのです。
     耳かけ式→オーテクのウッドハウジングのあれ(=ATH-EW9)とすぐにつながり、
    いいなー欲しいなーと思ってから約10年の年月を経て手に入れることにしたのです。
     しかし、さすがは絶滅危惧種の上位ランク。おいそれと売ってません。
     試聴できたらしたいなーとふらふらと横浜のヨドバシまで行ってみましたが、ここも展示はなく、
    店員さんに声をかけたらレジの後ろから出てくるような状況で、試聴はできませんでした。
     今回のこれについては私は試聴関係なく買う気でいたので全く問題なかったのですが、試聴して
    から買いたいという方は事前に店舗に「在庫があるか」と「試聴できるか」を確認した方がいい
    かもですね。(試聴できないならネットで買った方が安く済んだというオチがつきました)
     ちなみにビッグカメラでは店頭在庫は都内の店のみとのことでした。

     さてさて、そんなこんなで我が家にATH-EW9がやってきましたので、新しいイヤホンを買った
    ときの恒例の儀式(大げさ)をしようかと。
     なんのことはない、全くさらの状態でのファーストインプレッションです。
     機器は、iPodTouch+audio-technicaのポタアン(AT-PHA31i)
     曲は基本Appleロスレス、一部mp3の192~320kHz。
     では、いってみましょうー。

    -----------------------------------------------------------------------------------8<

    夕凪のダンス - ゴンチチ
     クラップが硬め。パンッって鳴るのではなく、パシッって感じ。
     ストリングスはつやがあるように感じる。
     低音が抜け気味なのは機構上仕方ないかな。

    私のお気に入り
     音の広がりもあり、各楽器の位置もわかる。ストリングス系がきれいに出てる気がする。
     ホーンの音がきついかなあ、とするとやはり高音かなあ。

    ウイスキーが、お好きでしょ - 石川さゆり
     石川さゆりさんの声がちょっと硬いかなあ。サ行が刺さる感じが少しする。
     透明感はあるんだけど、つやが足りないというかなんというか……

    心の旋律(合唱版) - 幕張総合高校合唱部
     あ、ソプラノがかさついてる。
     やはり高音がうまくでてないっぽいですねえ。

    夕焼けリンゴ - 谷山浩子
     谷山浩子さんの声の伸びる部分がかさついてますねえ。
     つやのある女性ボーカルがことごとくかさつくとなると、ユニットのエージングがいるって
    ことかなあ。

    ノーザンクロス - May'n
     イントロのギターがうるさい。音が硬くて自己主張が激しい。
     May'nの声はつやも透明感もあるように感じるけど、高音部のギターがそれを全部台無しに
    している感じ。
     ギターだけでなく高音域の楽器が総じてそんな感じだなあ

    一番星 - suara
     suaraの声はMay'nの時と同様きれいに伸びています。
     サ行が刺さる感じもないとなると、女性ボーカルでもちょい低めは大丈夫って
    ことなんでしょうかねえ。
     やはり高音域のキラキラする音が強くて、その分suaraの声が引っ込んだ印象。

    -----------------------------------------------------------------------------------8<

     ……と言うことで、低音が抜けてしまうのは耳かけだから仕方ないとして、弦楽器の中低音は
    しっかり出ているし、中音域や女性ボーカルでもやや低めのところに関してはつやもあるし
    刺さることもないし良いと思うのですが、中高音から高音域、女性のソプラノやホーン、ギターの
    高音領域は音がかさついていて且つ出過ぎている感があって、ちょっと聞いててきついです。
     ま、そんなこんななので、ピンクノイズでエージングしてみようかな、と。
     効果のほどについては追記しようかと思います。


    20140519追記:約15時間後(ポタアンのバッテリーが切れたので正確な時間は不明)

     「夕凪のダンス」のクラップに張りが出てきました。
     「私のお気に入り」のホーンはまだちょっときついかなあ。
     「ウイスキーが、お好きでしょ」はさゆりさんのサ行がマイルドになった。
     「心の旋律」はソプラノのかすれがかなりおさまった。
     「夕焼けリンゴ」はかすれていた部分がかすれなくなった。
     「ノーザンクロス」のエレキギターは相変わらずうるさいのだけど多少マイルドになった。
       May'nの声がきつくなってきた
     「一番星」はsuaraの声がちょっときつくなってきた?

     驚いたのは低音が出てくるようになったことかなあ。
     そりゃあ、カナルに比べるべくもないのだけど、でも、私にとって必要な量は出ている
    ような感じ。
     ソプラノ領域から上がおさまってきたと思ったら中音域がちょっときつくなった感じ。
     随分音が変わってきた感じがするので、もう一晩くらいピンクノイズを流してみましょうかね。


    20140521追記:約30時間後

     「夕凪のダンス」クラップがしっとりしてきました。しっとりしすぎかも。
             ストリングスはつやがあってきれい
     「私のお気に入り」全体がうまくまとまった感じ
     「ウイスキーが、お好きでしょう」更にサ行がマイルドに
     「心の旋律」ソプラノがきれいに伸びるようになりました
     「夕焼けリンゴ」谷山浩子さんの声につやが出てしっとりしました。
     「ノーザンクロス」エレキギターがずいぶんマイルドになりました。
              May'nの声もよく伸びて響いています
     「一番星」前回きつく感じたsuaraの声がきれいに伸びてくれるようになりました

     さて、私的には普段使いできるレベルになったかな、と思うので、持ち歩いて出先で使って
    みようかと思います。

    20140601追記:約40時間後

     「夕凪のダンス」低音がおさまってきた感じです。ストリングスのつやは相変わらず。
     「私のお気に入り」当初の刺さるようなホーンから比べるとずいぶん落ち着いた印象です。
     「ウイスキーが、お好きでしょう」ああ、良い声ですねえ。さゆりさんは。
     「心の旋律」透明感と奥行きが増した気がします。
     「夕焼けリンゴ」特に言うことなし。浩子さんのやわらかな歌声が聞こえてきます
     「ノーザンクロス」エレキギターの音はこの辺で落ち着くかなあ。まだちょっと強めです。
              May'nの声はきれいに響いてくれています。
     「一番星」いい感じでまとまりました。

     やはり女性ボーカルやストリングスとは相性がよいイヤホンのようです。
     一方で、いかにもシンセサイザーっぽいようなピコピコした平板な音はあまり得意では
    ないかも知れません。
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     GWも明日でおしまい。なんかこう、部屋の片付けをしていたら終わったような感があります。

     さて、4/26に東京は久我山の久我山会館にて行われた、ていおん!の第10回公演を聴きにいって
    きました。
     ていおん!と言うのは、バスとバリトンだけの現役オペラ歌手4人組です。
    (上田飛鳥さん、古澤利人さん、横山弘泰さん、平岡基さん)
     バスとバリトンだけだから「ていおん!」。
     普段は各々がそれぞれの演奏活動を行っており、年に1,2度集まってはオペラ仕立てのちょっと
    パロディ入った劇と歌謡曲やアニソンなどで構成された「ていおん!」と称した公演をされて
    います。

     で、以前FCBのゲームミュージックの演奏会を聞きにいった際に横山さんがその演奏会でソロで
    歌っておられ、上記のような活動をされていると聞いて、一度聴きにいって見たいなあと思った
    のがきっかけ。
     Twitterで相互フォローという縁もあり、今回久我山に足を運ぶことになりました。

     久我山って私には縁のない場所で、駅に降りたこともあったかなかったかだったのですが、
    その日の夕方に久我山駅で降りて外に出て思ったのは昭和の風景が所々に切り取られて残ってる
    なあと言うこと。
     久我山という言葉から私が連想するのは、國學院久我山高校、だったりするのですが、学生さん
    の姿があちこち見られ、なんかこう「昭和!」と言うような電気屋さんがあり、途中立ち寄った
    「豆の木」という喫茶店もものすごくいい感じに年季が入っていて、とても京王井の頭線の
    急行停車駅には思えないような(失礼)そんなちょっとまったりとした空気を感じました。

     話を戻して。
     「豆の木」さんで軽く腹ごしらえをして開場時間少し後くらいに久我山会館へ。
     横山さん(Twitterではよこバリさんなので今後そっちで)にチケットの取り置きをお願いして
    いたので、名前を告げてお金と引き替えにチケットを受け取りました。
    (よこバリさん、その節はお世話になりました)
     他の3人の演者さん達の取り置き分はどれも、○○様とか○○××様とか本名が書かれている
    のに対してよこバリさんの取り置きはハンドルネームがそのまま書かれていたのが印象的でした
    (笑)
     早速座席を確保して、公演が始まるのを待ちます。
     公演は二部構成で、第一部が歌謡曲等による歌を中心としたパートで、第二部が音楽劇。
     開演時間の少し前から第0部とばかりに出演者による前説が始まり、この日の客演の磯地美樹さん
    (メゾソプラノ)も参加され楽しい幕開けとなりました。

     第一部は歌のコーナー。
     先ずは「ていおん!」の第10回までの軌跡をムービーで上映。
     ほうほう、そうやって結成されたんですねえ。
     上田さん(ていおん!レッド:リーダー)が思いついて他の3人に声をかけて回った、と。
     第二部の劇の前振りみたいなムービーの後、AKB48の恋するフォーチュンクッキー(踊り付き!)
    で開幕。
     ドリカムの未来予想図IIや山口百恵の秋桜、オペラ座の怪人からAll I Ask of Youなど。
     バスやバリトンの低い声が豊かな声量とともにホール内に溢れかえりました。
     いやすごいですねえ。
     人ひとりの身体から出される声で、耳がビリビリと痺れるように震えるのです。
     なかなかできない体験です。
     私が聴いていて、とりわけすごいなあと思ったのはよこバリさんの声量と、客演の
    磯地さんの歌った歌劇カルメンよりハバネラ。
     特にハバネラについては、いや、なんて言うんでしょうねえ。
     声がね、身体の4~50cmくらい先のところから出てるように聞こえるんですよ。
     お嬢が合唱部で、よく頭の更に上から声を出すように、なんて指導されてる話を聞くわけですが
    (私も高校の音楽の授業で、非常勤講師だった瀬尾美智子先生~ソプラノソリスト~にそんな風に
    教わった気がします)いや、頭の上とかそう言うレベルじゃなく、とんでもないところから声が
    聞こえてくる感覚は、今までにこう言う公演を聴いた経験が少ないからと言うのもあるけど、
    とても新鮮な驚きでした。
     そうそう、第一部の最後に聞き覚えのある曲が聞こえてきました。
     You raise me upと言う曲なのですが、お嬢が合唱部の演奏会で歌ったことがあり、家で練習
    してたのでメロディが耳に残っていたのです。
     あれ? You raise me upって曲目にあったっけ??
     ……ありました(^^;
     日本語で「あなたが支えてくれるから」と書かれていてその下に薄く小さいフォントで英語の
    タイトルが書かれていたので気がつかなかったのでした。
     You raise me up~♪
     聞き覚えのある曲は気持ちも入りやすいですね。聞いていてとても心地よかったです。

     休憩挟んで第二部へ。
     幕間にロビーに出て売られていたCDを2種類ともゲットしました。
     お嬢に大好評です。
     あの子、部活の先輩(男子)が引退して混声合唱とか男性の低音の歌声に飢えてるからなあ(^^;

     さて、第二部です。音楽劇です。「レ・ミゼラブル」のパロディです。
     本編の曲の歌詞を変えたり、内容に色々と脚色を加えています。
     こっち見てもらった方が早いかもしれないなあ……。
    (ていおん!第9回公演の音楽劇部分。第10回公演は名古屋で行われた第9回の東京での再演なので
    中身は大体同じです)



     で、よこバリさんことていおんブルーのアニメ好きを使って、レ・ミゼラブルのストーリーを
    改変しつつお話が展開していきます。
     リーダーに誘われてアニメ枠としてていおん!に参加させられていたよこバリさんが三次元の
    嫁をめとったことを理由にていおん!から釈放されます。
     そう彼は二次元の嫁を捨て三次元の嫁を手に入れたのです。
     ところが彼は気がつきこう述懐します。

    「その時オレは気づいてしまったのだ。二次元の嫁と三次元の嫁は、別物だと」

     ……デスよねーっ( ゚Д゚)
     いやいやいや、まさにそうなんです。
     んで、更にこう続けます。

    「オレは三次元の嫁を愛しながら、二次元の嫁も愛する人でなしだったのだ」

     人でなし挙手ーっ  はーい(^o^)/
     まあ、なんて言うかですね。こういうことなんですよ。
     ソレハソレ\(・ω・\)(/・ω・)/コレハコレ

     そしてこの後「オレはまだ、あずにゃんが好きだー」と叫ぶよこバリさん。
     キャラを見事に活かした、一般人置いてきぼりの、私らは大喜びの演出でありました(笑)
     私的な今回の劇のハイライト。

     その後、レ・ミゼラブルよろしく修道院で銀食器ならぬアニメのフィギュアを盗み、
    それを赦され……と話が展開していきます。
     場面は変わり数年後。
     なぜか出てくるドラえもん(笑)
     そのドラえもんにマウントポジションで襲いかかる凶暴なしずかちゃん。
     そのしずかちゃんは父親(=よこバリさん)の都合による引っ越しを悲しみ「夢やぶれて」を
    歌い上げるのでした。
     あれ? でもこれってフォンティーヌの歌じゃ……(コマカイコトハキニスルナ

     さて、この辺からもうわやくちゃになってきますが、とにもかくにもジオン軍と巨大な海老が
    攻めてきます。攻めてきてるんです。きちゃってるんですからしょうがない。
     それを先ずはていおんブラックこと古澤利人さんが駆逐しようと言うのですが、海老がでか
    すぎて食い尽くすには胃に負担が……(汗)
     そこに駆けつけたていおんブルーことよこバリさんも加わって、ていおん!フルメンバーで攻撃です。

     宇宙刑事ギャバン
     ギレンザビのア・バオア・クーでの演説
     めぐりあい(映画機動戦士ガンダム第3部めぐりあい宇宙編より)
     哀戦士(映画機動戦士ガンダム第2部哀戦士編より)
     宇宙戦艦ヤマト

    と歌い上げ、最後はレ・ミゼラブルに戻って
     民衆の歌(Do You Hear the People Sing?)
    で締めるという、何とも高まる持って行き方でした。

     その後アンコールがあり、19時スタートで終わったのは21時過ぎ。
     あっという間の2時間でした。
     CDやDVD購入者はメンバーのサインを入れてもらえる、と言う話だったのですが、家まで1時間
    以上かかるので、それは断念して帰宅の途へ。
     いや、これ次回もまた聴きに行きたいですね。
     次は今回別のライブが重なってこれなかったオイサン達も誘って。
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    ちひろ(ちびすけ父さん)

    Author:ちひろ(ちびすけ父さん)
    時にはDeepに時にはLightに、
    日々のよしなしごとを
    つらつらと。

    撮影機材は
    NikonD80(2007.06.17~)
    NikonD70(~2007.06.16)
    Nikon CoolpixS3